自信過剰で横柄(男根型)

自信過剰で横柄(男根型)

自分のことを徹底的に正当化し、また美化することで、周りに対して横柄で失礼な態度を取ることが
あります。

こういう性質を含む傾向を「男根型」といいます。

男根型の自己愛性パーソナリティ障害の人は、ひと言でいえば、「冷淡」です。

自分は素晴らしい存在だ」と思うのに加え、「ほかは大した事ない」という思い込みもあるので、
故に他人に対して横柄で、見下すような態度を取るのです。

周りの人は、あくまで利用するためだけに存在します。

賞賛を善、批判を悪とするので、賞賛してくれるような人とばかりつきあいます。

しかし、そこで人々が見下されるようなことがあれば、パーソナリティ障害の人から、賞賛していた
人たちまで離れていくでしょう。

自分とは違う考え方を持つ人の存在なんてもってのほかです。

そういう人たちを、自分の周りには決して入れません。

このように傲慢な人でも、社会に入ると上司というものを持ちます。

ところが、上司にさえ冷淡な態度を取るか、或いは見下すような目で見てしまうため、結局上司とも
うまく行かなくなります。

同僚のことも見下し、仕事に協力しようとする姿勢がなく、意味もなく「余裕」の雰囲気を醸し出します。

このように、あまりに自分のこだわりを持ちすぎるために、社会生活も困難になります。

男根型の人は、ある意味ではへこたれない精神を持っていますが、それでも結局は誰からも愛されない
状態を招くので、孤独に陥ります。

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