医療機関受診のために

医療機関受診のために

もし自分の精神状態に不安があり、パーソナリティ障害かも、と思っても、自分自身で確定診断を
下せないので、そういう場合は、速やかに医療機関を受診すべきです。

自分がどういう症状を持ち合わせ、更にどういう環境で生まれ育ち、現在の生活まで伝えるかが、
確定診断への鍵となります。

ですから、ここで精神科外来を受診する一般的なことについてご紹介します。

まず、医師が患者の口から聞き出したいことは、山のようにあります。

可能ならば、患者の全人生について知っていたいくらいです。

しかし、それは全く不可能なことなので、いかに自分のことについてポイントを抑えて話すことが
できるか、という部分が最も重要になります。

それと、自分で全てを伝えきる自信がない場合は、簡単な履歴書を作成しておくとよいでしょう。

医師が知りたいことは、

・家族構成と家族との生活について
・学校生活や職場環境について
・趣味や特技について
・患者の生年月日やどこで生まれ育ったか
・学歴と職歴

などです。

更に、現在ほかの病気も持っているか、ということも重要になります。

投薬を受けている場合は、今後の治療で使う予定の薬との兼ね合いもありますので、「お薬手帳」を
持っている人は、それも併せて持参するといいと思います。

履歴書とお薬手帳があるだけで、医師は随分助かるでしょう。

可能であれば、こういった準備もしてみてください。

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